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【天皇賞・秋】日本競馬を牽引する2頭の名種牡馬の争いにも注目/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年10月25日(金) 17時26分
 27日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる7回の馬券絡みがディープインパクト。次点で3回のキングカメハメハが続く。なお、勝ち馬に焦点を当てた場合は、2勝を挙げるキングカメハメハディープインパクトを上回る。

 キングカメハメハ産駒は「2-0-1-15」。18年レイデオロ、15年ラブリーデイと2頭の勝ち馬を輩出しているが、12年3着ルーラーシップ含め、好走を果たした3頭はいずれも1・2人気に推されていた。今年はユーキャンスマイルランフォザローゼスが出走。前者はGIでも堅実な走りを見せているだけに、3戦3勝(うち重賞2勝)の左回りでは侮れない存在となるだろう。

 また、今年はキングカメハメハの孫世代にあたるロードカナロア産駒のアーモンドアイサートゥルナーリアが上位人気と目される。同産駒は初出走となるが、前者は18年JRA賞年度代表馬に選出された女傑。GI馬が多数揃った今年の天皇賞・秋でも中心視されて当然の実績馬だ。

 ディープインパクト産駒は「1-5-1-28」。勝ち馬は14年スピルバーグに限られるが、不良馬場で行われた17年を除けば、堅実に連対馬を送り出している。今年はアルアインカデナ、ケイアイノーテック、ダノンプレミアムマカヒキワグネリアンと6頭がスタンバイ。そのうち5頭がG1馬と実績面でも引けを取らないだけに、人気の盲点となっている馬がいれば気を配りたい。

 ハーツクライ産駒は「1-0-0-5」。13年の勝ち馬ジャスタウェイは2着馬に4馬身差をつける圧巻のパフォーマンスを見せていた。同産駒からはスワーヴリチャードが出走を予定しているが、同馬は昨年の天皇賞・秋で1人気の支持を集めていた馬。今年は人気落ちが予想されるものの、昨年はスタート後に大きな不利を被っているだけに、晩成型の血筋を踏まえても見限り早計かもしれない。

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