1着馬に
マイルCS(11/17・GI)の優先出走権が与えられる
スワンS(GII・京都芝1400m)に美浦から出走する注目馬4頭について、関係者のコメント。
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セイウンコウセイ(牡6・美浦・
上原博之)について、上原調教師
「前走(
スプリンターズS・GI・12着)は前が詰まって、脚を使えず不完全燃焼の競馬になりました。レースでは先行したいので、今週(10/23)は意識的に出していって、実戦で先行できるような追い切りをしました。57キロの斤量と1400mがどうかなとは思いますが、スムーズな競馬をして改めてという気持ちです」
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キャナルストリート(牝5・美浦・
大竹正博)について、大竹調教師
「前走(
朱鷺S・L・7着)はスムーズに前に行き過ぎましたね。いつも僅差で勝っている馬なので、道中もう少し脚を溜められた方が良いと思います。以前は飼い葉食いが極めて悪い馬だったのですが、古馬になって以前より食べられるようになり、そのおかげで体が維持できるようになって良い走りをしてくれています。
左回りは内にささる馬で、
京王杯SC(GII・5着)はは内にささった分の5着でした。新馬戦以来の久々の右回りになりますが、右回りの1400mはずっと使いたいと思っていましたし、楽しみです」
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ロードクエスト(牡6・美浦・
小島茂之)について、小島調教師
「前走(
京成杯AH・GIII・8着)は4コーナーで鐙が抜けて、右トモも落鉄するアク
シデントがあり、参考外のレースでした。前走後もここまで順調に調整しています。
今週(10/23)の追い切りの動きは良かったですし、好調を維持しています。耳の動かし方など集中し切れていないような仕草がみられましたので、あとは競馬で集中して走り切ってほしいですね」
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ムーンクエイク(セン6・美浦・
藤沢和雄)について、津曲調教助手
「前走(
阪神C・GII・14着)はスタートで立ち遅れ、流れに乗れませんでした。その後、しっかりと立て直してきたので長期休み明けになりますが、それを考慮し意識的に乗り込んできまいた。追い切るたびごとに動きも素軽くなっていますし、コースや距離など条件も合っていますので改めて期待しています」
(取材・文:佐々木祥恵)