毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。
【天皇賞・秋(東京の芝傾向)】
東京は金曜に約94mmの雨量を記録し、土曜は好天で雨は降らず。土曜の芝は1R前の午前9時39分段階で重→稍重に回復。さらに6R後の午後1時19分に「良」まで回復。2Rの2歳未勝利戦(芝2000m)を勝ったマイネルデステリョが1分59秒8の2歳コースレコード(この時点では稍重)を記録するなど、時計上は金曜の雨の影響はほとんどなかった。
今週から内3m地点に内柵を設置したBコースに変更。柵設置で先週までに傷んだ内ラチ沿いがカバーされたこともあり、土曜は内寄りを通る馬の健闘が目立った。土曜は、芝競走は6鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は...