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【天皇賞・秋】ルメール騎手は春秋制覇、シルクレーシングは今週の全JRA重賞勝利

  • 2019年10月27日(日) 19時43分
 27日、東京競馬場で行われた天皇賞・秋(3歳上・GI・芝2000m)は、中団の前でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の1番人気アーモンドアイ(牝4、美浦・国枝栄厩舎)が、直線で最内から一気に突き抜け、2着の3番人気ダノンプレミアム(牡4、栗東・中内田充正厩舎)に3馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分56秒2(良)。

 鞍上のルメール騎手は昨年のレイデオロに続き本レースを連覇、また今年のフィエールマンとの天皇賞春秋制覇。JRA・GIは桜花賞(グランアレグリア)、皐月賞(サートゥルナーリア)、天皇賞・春(フィエールマン)、スプリンターズS(タワーオブロンドン)に続き、今年5勝目。通算では26勝目(京都開催のJpnI・JBCスプリント除く)。

 管理する国枝栄調教師はこれが16回目のJRA・GI勝利。天皇賞は2009年春のマイネルキッツ以来で、春秋制覇となった。また、アーモンドアイは国内外でGI・6勝目となり、師が管理したアパパネのGI勝利数を超えた。

 ロードカナロア産駒は今年の皐月賞(サートゥルナーリア)以来となるJRA・GI通算8勝目。JRA重賞は昨日のスワンSを産駒のダイアトニックが勝利しており、2日連続の勝利となる。天皇賞・秋が今年の重賞10勝目。

 生産のノーザンファームは先週の菊花賞(ワールドプレミア)に続く今年12回目のJRA・GI勝利で、通算では140勝目。天皇賞・秋は昨年のレイデオロに続く6度目の勝利。

 オーナーのシルクレーシングは昨日のスワンS(ダイアトニック)、アルテミスS(リアアメリア)も勝利しており、今週のJRA重賞を全勝。JRA・GIは今年の安田記念(インディチャンプ)に続く通算10勝目で、天皇賞は初勝利となった。

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