水沢競馬場所属の
菅原右吉調教師が雇用していた厩務員が、競馬法の規定に違反して
地方競馬の勝馬投票券を購入したことにより、8月30日に罰金30万円の略式命令を受けた。
このことは厩務員に対する平素の指導監督が十分でなかったことによるものであるとして、10月29日付で同調教師は岩手県競馬組合
地方競馬実施条例施行規則第72条第1項第2号の規定に基づき戒告処分、同条第2項の規定により11月2日〜12月16日の実効20日間の賞典停止となった。29日、岩手県競馬組合が発表した
なお、当該厩務員については、既に厩務員資格を取り消され、10月29日付で競馬への関与停止2年となった。岩手県競馬組合は「今後は、関係機関と連携して再発防止に向けて万全を尽くし、競馬の公正確保に努めていきます」としている。