アルゼンチン共和国杯(GII・ハンデ・東京芝2500m)に出走する
オジュウチョウサン(牡8・美浦・
和田正一郎)が、30日(水)最終追い切りを消化。ウッドチップコースで
石神深一騎手が騎乗。
ユキノエルドール(牡5・障害OP)を追走して、3馬身ほど先着するという内容だった。追い切り後の和田調教師のコメント。
「前走(六社S・3勝クラス・10着)は悪い状態ではなかったと思うのですが、物足りない結果となりました。調整を手控えたつもりはなかったのですが、8月終わりから9月初旬にかけて暑い日が多く、仕上げが少し甘かったのかもしれません。本来はレース間隔をあけた方が走れる馬なのですが、今回に関しては1度使ったことで上向いてくれればと思っています。
今日の追い切りは終いだけしっかりとやりました。ピリッとさせるためにステッキを入れて追いましたが、しっかりと反応して走っていました。
重賞でヨーイドンの競馬になると分が悪いでしょうし、流れ次第では自ら動いていく形も考えていますが、松岡騎手が思い切った競馬をしてくれるのではないかと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)