11月2日(土)に京都競馬場で行われる第24回
ファンタジーステークス(GIII)に登録している
シャレード(牝2、栗東・
藤原英昭厩舎)について、追い切り後の
藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。
(前走の
ききょうS3着を振り返って)
「新馬戦が中京競馬ですごく良いパフォーマンスを見せたので、期待していました。やはりまだまだ未熟さはあったかなと思います。
潜在能力はあるのですが、それを発揮する体力面や精神面というのはまだ少し時間がかかるかなとは思いました。
力が逃げてしまったりというところで、それでも3着は来ているので能力は感じます。それを100%発揮するにはもう少し時間がかかるかなと思います」
(前走後の調整について)
「ある程度前走で課題が見つかりましたから、その修正はしています。しかし人間がやったからといって、馬が応えるというのは難しいところです。ですから今は成長を待ちながら地道にというところでレースに向けてやっています」
(芝での最終追い切りを振り返って)
「先週と今週は川田ジョッキーに乗ってもらって、手応えと馬の癖を確かめてもらいました。本当はもっと気持ち良く芝で走らせたら行くかなと思っていたのですが、少し戸惑っているというか、今日は1頭だったので、まだまだ子供さが抜けない感じはします。
調教は私も乗っていますから、その能力の確信はあるのですが、まだそれが出ないというところです。普通のキャンターだったらそうでもないのですが、いざ力を入れて速いところになるとまだしっかりまとまってこないのが現状です」
(今回のレースに向けて)
「やはり2歳同士ですし、スピードがありますし、京都のこのコースは条件が揃っているので挑戦しようかという話になりました。
ディープ産駒が多いので、その調教や競馬
スタイルはやはり瞬発力というところでいつも調整はしています。この
シャレードについては
ダイワメジャー産駒なので、それを取り入れようかなと思っても、やはり血統は大きかったです。ですから瞬発力よりもスピードや力で押し切るというタイプかなと思います。
川田ジョッキーとも話しながら調整しています。
そんなに後ろから行く馬ではないので、スピードもありますから、ポジションは取りやすいと思います。
期待している馬なので、ここで良いパフォーマンスを見せて、少なくとも賞金は獲って今後に繋げたいです。応援よろしくお願いします」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI