「
アルゼンチン共和国杯・G2」(11月3日、東京)
重賞初Vを狙う
アイスバブルは、栗東CWで上々の伸び脚を披露。昨夏以来となる併せ馬での先着フィニッシュに池江師も合格点を与えた。
小倉記念7着以来、3カ月ぶりとなる
アイスバブルは30日、栗東CWで
サトノケンシロウ(6歳3勝クラス)と併せ馬。0秒4追走する形でスタートすると、最後は0秒2先着。全体時計こそ6F85秒6と平凡も、ラスト1Fは11秒9と切れた。派手さはなかったがそれでも、この日はいつになく動いた。
「悪くなかったですね。久々に先着した。ここ最近はかなり遅れるようになっていたので」。追い切りで先着したのは昨夏以来。1週前も大きく遅れて心配されていただけに、直前になっての変わり身に池江師も合格点を与えた。
ただ、臨戦過程には誤算が生じた。本来は
オクトーバーSで始動する予定だったが、台風で延期となったため、ぶっつけでここへ。「叩き良化型なので一度使いたかったですね」というのが指揮官の本音だ。最終リハにまたがった浜中も「休み明けという感じはしましたね」とこぼした。
それでも、
目黒記念で2着に好走した舞台。池江師も浜中も「東京の2500メートルは大丈夫」と口をそろえる。思えば、当時も最終追いでは併走遅れ。それでも結果を残した。その時よりケイコ内容では上回るだけに、重賞初制覇の可能性は十分ありそうだ。
提供:デイリースポーツ