「ファンタジーS・G3」(11月2日、京都)
目下2連勝中の
ヤマカツマーメイドは30日、栗東CWで僚馬
リリーモントルー(5歳2勝クラス)と併せ馬。大きく追走する形から、直線で一度は気を抜きかけたが、最後はしっかりと反応して併入。切れ味を感じさせるアクションだった。
6F83秒4-37秒8-12秒0を刻んだ内容に、池添兼師は「先週やっていますから、しまい重点で。抜け出してからフワッとするところはありましたが、併走馬が来ると、また反応できていましたからね。十分に動けていたと思います」と前を向いた。
今回と同じ舞台で行われた前走の
りんどう賞では、控えて差す競馬を試みて快勝。課題を克服する勝利に、指揮官は「北海道の頃よりも成長しています。京都の馬場は合っていますし、早めに賞金を加算しておきたいですね」と期待を込めた。3連勝を決め、さらなる大舞台へと向かう。
提供:デイリースポーツ