梅田智之調教師(50)=栗東=が、JBC諸競走(4日・浦和)に
ファンタジスト(ス
プリント)、
レッツゴードンキ(レディスクラシック)の2頭出しでW制覇を狙っている。厩舎にゆかりのある、同じ廣崎利洋氏の所有馬(後者の名義は廣崎利洋HD(株))だ。
芝重賞2勝馬
ファンタジストの初ダート挑戦に、「いきなりのG1がどうかだが、適性はある」と師は楽しみにする。ただ、それ以上に期待を寄せているのが、7歳牝馬の
レッツゴードンキだ。
地方&海外を含め、今回がG1・22度目の参戦となる。15年の
桜花賞を制し、厩舎に中央G1初制覇をもたらした孝行娘だが、その後はG3勝ちこそあるものの、G1では勝つことができず、通算で2着5回を数える。「大した馬。何とか、あと一つタイトルを獲らせてあげたい」と強い思いを口にする。
31日の最終リハでは栗東坂路で4F51秒7-12秒1。「動きは変わらずいいね。1400メートルは願ってもない。あとは年齢との戦い。(好走して)オーナーも満足してくれれば」と力を込めた。(デイリースポーツ・赤尾慶太)
提供:デイリースポーツ