2日に京都競馬場で行われる
ファンタジーS(2歳牝・G3・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが10番。3回で1番、3番、4番、9番が続く。フルゲート(=18頭立て)での開催が少ないことを踏まえれば、外目の馬番も健闘している様子がうかがえる。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-2-0-11 複勝率21.4% 複勝回収率30%
2枠 0-3-0-12 複勝率20.0% 複勝回収率88%
3枠 0-1-3-12 複勝率25.0% 複勝回収率63%
4枠 4-0-0-13 複勝率23.5% 複勝回収率144%
5枠 1-0-3-15 複勝率21.1% 複勝回収率204%
6枠 2-2-1-13 複勝率27.8% 複勝回収率156%
7枠 1-0-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率27%
8枠 1-2-1-19 複勝率17.4% 複勝回収率53%
【14頭立て以下】
1・2枠 1-2-0-7 複勝率30.0% 複勝回収率43%
3〜6枠 3-3-3-22 複勝率29.0% 複勝回収率163%
7・8枠 1-0-2-13 複勝率15.8% 複勝回収率35%
【15頭立て以上】
1・2枠 0-3-0-16 複勝率15.8% 複勝回収率69%
3〜6枠 4-0-4-31 複勝率20.5% 複勝回収率131%
7・8枠 1-2-1-20 複勝率16.7% 複勝回収率46%
16年 12人気2着
ショーウェイ(6枠7番)
14年 14人気1着
クールホタルビ(4枠6番)
13年 15人気3着
アドマイヤビジン(5枠10番)
12年 10人気3着
アメージングムーン(5枠9番)
まず、4枠が4勝を挙げる活躍を見せ、4〜6枠の複勝回収率がプラス収支を記録している点に注目したい。上記の通り、出走頭数を問わず真ん中付近の枠順が馬券的には狙い目となっており、過去10年のうち二桁人気馬で3着以内に好走した4頭すべてが4〜6枠からの激走。例年、堅く収まることの方が少ない重賞でもあるので、穴馬探しをするのであれば枠順に重きを置いてみると良さそうだ。