netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
京王杯2歳Sの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
西村真幸厩舎×
C.ルメール騎手(
タイセイビジョン)】
西村真幸厩舎の2019年成績はこれまでに33勝。2017年の29勝に早々と到達し、キャリアハイを更新中だ。特に2歳戦で既に6勝を挙げており、来年以降のさらなる飛躍を大いに予感させている。その2歳戦6勝のうち2勝が
C.ルメール騎手の手綱によるもの。10月13日の2歳新馬では、5番人気の
キムケンドリームを勝利に導いている。
「
西村真幸厩舎×
C.ルメール騎手」の「直近5年」成績は5-3-4-13。単複回収率はともに80%を超えているので、水準以上の数字と言えるだろう。「直近1年」に絞ると3-1-0-2で、単勝回収率345.0%、複勝回収率131.7%まで跳ね上がる。厩舎力の向上に伴い、より勝負のかかった馬を依頼している様子が見て取れる。
タイセイビジョンは前走の
函館2歳Sでも
C.ルメール騎手が騎乗。4コーナー12番手から上がり最速の脚で2着に追い込んでいる。継続騎乗となる上に、函館から東京へのコース替わり。さらにパフォーマンスを上げてくることは間違いないだろう。