ハンデ戦というのが妙だが、
ジャパンカップ、そして
有馬記念へと続くGI戦線を占う意味では見逃せない1戦だ。
目黒記念は2番人気を裏切ってしまった◎
ムイトオブリガードだが、昨年の
アルゼンチン共和国杯2着含め、東京コースは5戦して3勝2着1回と得意にしている。春の
目黒記念はこの馬にとって時計が少々早過ぎた印象だ。今回は休み明けになるが、据え置かれた56キロのハンデなら改めて期待したい。
その
目黒記念を55キロの斤量でレコード勝ちした○
ルックトゥワイスは2キロ増で、トップハンデとなる57キロとなった。筋力が強い
ステイゴールド産駒とはいえ、牡馬としては小柄な部類なので少々気になるところだ。それでも、東京コースは8戦して6連対と得意なコース。2番手評価とした。
春の
目黒記念2着▲
アイスバブルは当時から1キロ増の55キロ。この馬も牡馬としては決して大きくはないが、準オープン級のハンデ戦をこの斤量で勝っており、大きなマイナスにはならないだろう。
小倉記念でも渋太いところを見せており、上位争いを期待したい。
上位馬を脅かすような存在になりそうなのは△
アフリカンゴールド。また重賞実績には乏しいが、六社Sは強い内容だった。56キロで六社Sを勝ち、55キロのハンデは昨年2着の
ムイトオブリガードと同じだ。長距離重賞の常連△
ノーブルマーズは
小倉記念コンマ1秒差3着で、昨年春の
目黒記念2着。最後にNAR
グランプリの最優秀ターフ馬△
ハッピーグリンにも注目したい。