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【武蔵野S】勢いに乗っているあの馬が中心/JRAレース展望

  • 2019年11月06日(水) 06時00分
 ダート中距離路線のトップクラスはJBCクラシックみやこSに向かうケースが多く、武蔵野Sにはより短い距離を志向するメンバーが集まりやすい。チャンピオンズCの関連性は高くなく、14年以降この2レースを連続で好走したのは15年のノンコノユメのみとなっている。

1.スピード勝負

 過去10年で勝ち時計が1分36秒以下だったケースは、16年タガノトネールによるコースレコードを含め8回。ダート重賞の中でも屈指のスピードレースだ。かつてはクロフネサイレントディールが初ダートで武蔵野Sを制した歴史もあり、また13年の勝ち馬ベルシャザールは芝のスプリングSで2着、ダービー3着の実績があった。芝でも通用するレベルのスピードが活きる。

2.格より勢い

 過去10年で、前走1着だった馬は[7-3-3-29]で複勝率31.0%。また、7勝の内訳は重賞が3勝、オープン特別が3勝、準オープンが1勝であり、前走の格はあまり関係がない。前走勝って勢いに乗る馬がクラスの壁を乗り越えていきやすいレースと言える。

3.休み明けは不振

 3か月以上の休み明けでこのレースを制したのは10年のグロリアスノアと16年のノンコノユメのみ。2着も2頭にとどまっている。休み明けの実力馬は後のGIを見据えた仕上げで臨むことがほとんどで、ここでは割り引いて考えるのが妥当。

 エアアルマスはダートに変わって以降、性能が違うと言わんばかりの3連勝。前走2.1/2馬身差を付け下したヴェンジェンスは次走みやこSを制してもいる。芝でも準オープンまで出世できるだけのスピードを持っており、スピードが要求されるこの舞台は全く問題ない。砂を被った時どうかという点だけが不安材料になる。

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