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マヤノトップガン死す 27歳老衰、95年菊花賞などG1・4勝

デイリースポーツ
  • 2019年11月06日(水) 10時00分
 マヤノトップガンが死んだことを5日、JRAが発表した。3日に、けい養先の北海道新冠町の優駿スタリオンステーションで老衰のため。27歳だった。

 95年1月にデビューし、同年菊花賞でG1初制覇。続く有馬記念では古馬を撃破してG1連勝を飾り、同年のJRA年度代表馬、最優秀3歳牡馬(当時は4歳牡馬)を受賞した。96年阪神大賞典(2着)でのナリタブライアンとの一騎打ちは名勝負として語り継がれている。同年には宝塚記念を制し、4つ目のG1タイトルとなった97年の天皇賞・春を最後に引退。通算成績は21戦8勝(うち重賞はG1・4勝を含む5勝)、獲得賞金は8億1039万円。引退後は優駿スタリオンステーションで種牡馬として供用され、種牡馬引退後も同所でけい養されていた。

 株式会社・優駿は「3日の夕刻より体調を崩し、午後6時に安らかに息を引き取りました。種牡馬として重賞馬も数多く出してくれて、長く現役種牡馬として活躍してくれました。功労馬として余生を過ごし、ファンにもとても愛された馬でした」とコメントした。

 現役時代に管理した坂口正大元調教師は「日曜(3日)の夕方に立ち上がれない状況だと連絡を受けました。さみしいです」と静かに話し「厩舎に最初のG1をもたらしてくれた馬。脚元が固まらない時期があったので、最初はダートを使いました。扱いやすい馬で、調教もしやすかったです」と当時を懐かしんだ。

提供:デイリースポーツ

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