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【門別遠征馬情報】遠征の笠松競馬で重賞初V狙う門別勢2頭!テーオーブルベリー(兵庫・川原正54)&キタカラキタムスメ(愛知・大畑雅54)/第6回ラブミーチャン記念SP1

  • 2019年11月07日(木) 11時00分
 ホッカイドウ競馬2019シーズン最終日の7日(木)、笠松競馬10Rで行われるグランダム・ジャパン(GDJ)2019「2歳シーズン」第3戦の地方全国交流重賞「第6回ラブミーチャン記念SP1/1600m」(発走15時50分)に、門別から遠征でテーオーブルベリーキタカラキタムスメの2頭が重賞初Vに挑む。

 ラブミーチャン記念SP1といえば、昨年まで5回の優勝馬はすべて、ホッカイドウ門別競馬に関係している。第1回優勝馬ジュエルクイーン、第2回ミスミランダーは門別からの遠征馬。第3回ヤマミダンス門別競馬場で2歳春までトレーニングされ、好時計での能検合格後に金沢に移籍しデビューした馬だし、笠松所属で優勝した第4回チェゴ、第5回ボルドープラージュも門別競馬デビュー馬たちだ。今年は4年ぶりとなる「門別からの遠征V」に期待が高まる。

 テーオーブルベリーは前走も、GDJ2019「2歳シーズン」開幕戦・園田プリンセスカップ川原正一騎手とのコンビで遠征。逃げ切った船橋スティローザから2馬身半差の2着だったが、大外枠だったこともあってかスタート直後に外にヨレて自慢のダッシュ力を活かし切れず、陣営としては幾らか消化不良の思いも残る結果となってしまった。

 それだけに、二度めとなる今回の遠征に懸ける思いは強く、川原騎手も開催日の自場ではなく引き続きの依頼を受けての参戦。田中淳司厩舎×川原騎手は非常に好相性で、ダートグレード競走「兵庫ジュニアグランプリJpnII」で2016年ローズジュレップを優勝に導き、翌17年ソイカウボーイでも3着。同馬は3歳秋の翌18年「楠賞」を制したが、その鞍上も川原騎手だったし、他にも園田プリンセスカップを2013年カクシアジ、2015年ランランランで制するなど相当な高率で結果を出し続けている。

 好時計&大差ブッチギリの新馬勝ち以降は勝ち鞍に恵まれていないものの、4走前3着の勝ち馬は遠征の鎌倉記念SII4着のイッキカセイ、続く3走前フルールカップ4着時の勝ち馬コーラルツッキーはその後2歳牝馬のダートグレード競走「エーデルワイス賞JpnIII」も優勝するなど、常に門別トップクラスとのスピード比べを続けてきた。今回の組合せなら、道中の他馬のプレッシャーなども相当和らぐはず、先手には絶好の内め3番枠も引き当て、ゲートミスさえなければ好勝負に持ち込める可能性が高いとみる。

 キタカラキタムスメは戦績こそテーオーブルベリーには見劣るものの、今年もすでに金沢&笠松の2歳重賞で優勝馬を出している新生ファームの生産馬。勝ち星はテーオーブルベリーを上回る2勝、オープンのウィナーズチャレンジで素質馬ノーザンヴィグラスの2着もあり、このラブミーチャン記念SP1でも上位進出を期待できる素地は十二分にあるだろう。

 発走時刻は15時50分。門別からの遠征馬の活躍を確認しつつ、20時40分の最終12R「第62回道営記念H1」でフィナーレを迎える2019門別グランシャリオナイター最終夜をご堪能いただきたい。

(文=ひだか応援隊)

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