本日7日に
門別競馬場で行われる第62回
道営記念(3歳上・重賞・ダ2000m・1着賞金1500万円)。道営最強馬・
スーパーステション、三冠馬・
リンゾウチャネルの回避は残念だが、今年の門別開催の最終日・最終レースに行われる大一番にふさわしい12頭が出走する。
バルダッサーレ(牡6、北海道・
桧森邦夫厩舎)はホッカイドウ競馬移籍後、無傷の3連勝中。前走の重賞・
瑞穂賞では、今回再戦となる
ヒガシウィルウィンら強豪を退け、2016年
東京ダービー以来となる重賞制覇を果たした。大井時代の主戦・
笹川翼騎手を背に、2019年総決算の一戦を勝利となるか。
ヒガシウィルウィン(牡5、北海道・
角川秀樹厩舎)は今夏、デビュー時に所属していた角川厩舎に再転入し、そこから4戦好走を続けている。前走の
瑞穂賞では1歳上の同じく
東京ダービー馬である
バルダッサーレに遅れを取ったが、2018年の大井重賞・サンタ
アニタTでの対決では2馬身差をつけて破っている。この大舞台で再逆転を狙う。
オヤコダカ(牡7、北海道・
米川昇厩舎厩舎)はホッカイドウ競馬生え抜きの古豪。前走の
瑞穂賞では上記2頭に続く3着だが、
ヒガシウィルウィンとはタイム差なしで、4着
ステージインパクトには6馬身差をつけた。重賞11勝の実績を誇るが
道営記念はこれまで7・2・2着。4度目の挑戦でリベンジなるか。
リンノレジェンド(牡3、北海道・
林和弘厩舎)はただ1頭となる3歳世代からの出走で、古馬強豪撃破を狙う。近2走は大井重賞の
黒潮盃、盛岡重賞のダービー
グランプリとハイレベルな一戦を制しており、勢いに乗っている。鞍上にはその2連勝と同じく、愛知の名手・
岡部誠騎手を迎える。
他にも、
吉原寛人騎手とコンビを組む
モズオトコマエ(牡5、北海道・
田中正二厩舎)、一昨年の覇者
ステージインパクト(牡7、北海道・
佐久間雅厩舎)、南関東で高い実績を残し転入後も重賞で好走している
ドラゴンエアル(牡8、北海道・
田中淳司厩舎)、デビュー年に続く
道営記念参戦となる
落合玄太騎手が騎乗する
クオリティスタート(牝5、北海道・
角川秀樹厩舎)らも参戦する。
発走は20時40分。