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ウイングレイテストなど、デイリー杯2歳S厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2019年11月07日(木) 16時55分
 京都競馬場で行われる2歳重賞のデイリー杯2歳S(GII)に、美浦から素質を秘めた2頭が参戦する。追い切り後の各調教師のコメント。

■坂路コースで松岡正海騎手が騎乗して追い切ったウイングレイテスト(牡2・美浦・青木孝文)について、青木調教師

「前走(未勝利・1着)は楽に抜け出したらソラを使っていました。前走後はまだ青草の生えている北海道に放牧に出して英気を養えましたし、ひと回り大きくなって戻ってきましたので、あの時に僅差とはいえ未勝利を勝てたのはとてもタイミングが良かったと思います。前走後はここを目標にしてきました。

 今週(11/6)の追い切りは少し硬さがみられましたが、先週も高橋祥泰厩舎の調教駆けする馬(ウインレーヴドール・牡4・1勝クラス)と併せてなかなかの時計で追い切っていますので、状態が悪いという硬さではありません。ただ成長の余地はまだまだありそうですし、この段階でどういうパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみです。

 距離は今のところマイルくらいが良いと思います。松岡騎手が京都のマイルが良いと話していましたし、ここまで良い形で来ていますので、あとはジョッキーがどうにかしてくれると思います」

サクセッション(牡2・美浦・国枝栄)は、今週の福島記念(GIII)に出走予定のレッドローゼス(牡5・OP)とウッドチップコースで最終追い切りを行った。国枝調教師のコメント。

「今週(11/6)はレッドローゼスを追走して道中はリラックスしていましたし、乗り手(マーフィー騎手)のアクションにも反応していました。余裕のある動きで楽に併入できましたし、前走(アスター賞・1勝クラス)よりも力強さが出てきましたね。落ち着いている馬なので長距離輸送も問題ないでしょう。

 体が少し増えているので、輸送でちょうど良くなりそうです。京都へのコース替わりも心配はしていません」

(取材・文:佐々木祥恵)

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