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【エリザベス女王杯】血の勢いに乗る初出走の産駒にも注目/データ分析(血統・種牡馬編)

  • 2019年11月08日(金) 09時00分
 10日に京都競馬場で行われるエリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる8回の馬券絡みがディープインパクト。次点で4回のキングカメハメハが続き、3回がハーツクライとなっている。

 ディープインパクト産駒は「2-2-4-18」。15年マリアライト、14年ラキシスと2頭の勝ち馬を輩出しているが、どちらも現牝馬三冠レースとは無縁の戦歴であったことが興味深い。今年はサトノガーネットサラキアセンテリュオラヴズオンリーユーレッドランディーニと5頭がスタンバイ。

 ハーツクライ産駒は「1-2-0-6」。昨年、同重賞でGI初制覇を達成したリスグラシューは、19年宝塚記念コックスプレート制覇と躍進が続く。今年はシャドウディーヴァポンデザールの2頭が出走予定。後者は半兄に重賞6勝(うちGI2勝)のサトノクラウンがいる血統で、その半兄が同コースで行われる京都記念を17&16年と連覇している実績は強みとなりそうだ。

 ステイゴールド産駒は「0-2-0-7」。18年9人気2着、17年9人気2着、人気薄に甘んじながらも2年連続で勝ち馬とタイム差なしで好走しているクロコスミアが今年も参戦する。レース適性については疑いようがなく、三度目の正直でGI戴冠といきたいところだろう。

 また、今年はステイゴールドの孫世代にあたるオルフェーヴル産駒のラッキーライラックが上位人気と目される。同産駒は初出走となるため適性については測りづらいが、同馬は近親アエロリットが一線級の牡馬を相手に健闘している血の勢いがある。

 血の勢いといえば、バゴ産駒クロノジェネシスにも注目しなければならないだろう。こちらも産駒のレース実績こそないものの、牝系は近親フサイチエアデールが00&99年ともに2着、半姉ノームコアが18年5着のレース実績を持つ。今年は姉妹でGI制覇(秋華賞ヴィクトリアマイル)を達成しており、最も勢いのある血統といっても過言ではない。

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