netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
デイリー杯2歳Sの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
青木孝文厩舎×
松岡正海騎手(
ウイングレイテスト)】
青木孝文厩舎は開業4年目。その4年間のうち、最も青木厩舎の馬で好成績だったのが
松岡正海騎手だ。その成績は3-5-2-20。勝率10.0%、複勝率33.3%、単勝回収率228.7%、複勝回収率144.7%という数字が残っている。勝率、複勝率ともに、騎乗回数上位10騎手ではトップ。勝負になる馬を松岡騎手に依頼していることが窺える。
「
青木孝文厩舎×
松岡正海騎手」の3勝は全てウインの馬で挙げたものだが、
ゴールドパッション(5番人気2着・6番人気3着)、
タイセイレイザー(12番人気2着・8番人気2着)など、ウイン以外の馬でも人気薄での激走例多数。人気妙味は抜群だ。
ウイングレイテストは、デビュー2戦とも松岡騎手が手綱を取って2着1着。3戦目にして一気の相手強化、輸送競馬など条件は楽ではないが、調教では迫力満点の動きを見せており上積みは大きそう。一発の期待を寄せてみたくなる「ゴールデンコンビ」だ。