「
エリザベス女王杯・G1」(10日、京都)
一昨年の2歳女王
ラッキーライラックが復活の一撃-。新コンビのスミヨンに導かれ、自身2つ目のG1タイトルを手に入れた。
クロコスミアが3年連続の銀メダル。注目を集めた3歳G1馬2頭は
ラヴズオンリーユーが3着、
クロノジェネシスは5着に終わった。
デビューからの連勝は4でストップした。1番人気に支持された
オークス馬
ラヴズオンリーユーは3着。道中は2番で運んだが、もうひと押しが利かなかった。
爪の不安で
秋華賞をパス。半年ぶりの実戦は一線級の古馬との初対戦だった。「最後の直線では内にモタれましたが、すぐに立て直すことができました。3歳で久々の実戦と厳しい条件があったので…」とM・デムーロは静かに話した。矢作師も「体はできていたが、内面の部分が…。ファンに申し訳ない」と言葉を絞り出したが、「折り合ってレースができたのは大きい」と光はあった様子だった。
次はジャパンC(24日・東京)か
香港ヴァーズ(12月8日・シャティン)の予定。「状態を見て考えたい」と師。初めて味わった敗北をバネに再び頂点を目指していく。
提供:デイリースポーツ