11月24日の
ジャパンC(東京芝2400m)に5頭の出走を予定している
友道康夫厩舎。今朝13日はそのうちの3頭、
エタリオウ、
シュヴァルグラン、
マカヒキがDPで1週前追い切りを行っている。
先頭
マカヒキには
藤岡康太騎手(レースは
武豊騎手)、これにC.スミヨン騎手騎乗の
シュヴァルグランが続き、最後方から
横山典弘騎手が跨った
エタリオウが追いかけるという隊列だった。
向正面で先頭と一番後ろの差は1秒半ほど。これが少しずつ縮まる形で4コーナーから最後の直線だったが、個人的には
エタリオウの走りっぷりがよく見えた。
エタリオウはジョッキーがステッキを抜いてしっかり追われていたが、最後が追いついたかどうかという感じ。もともと瞬発力があるタイプではなく、ゴールを過ぎてからもいい脚を使っていたという感じ。3頭で一番遅れたのは
シュヴァルグランだったが、これも気にすることはない程度。
時計は
エタリオウで6F77.0〜5F63.4〜4F49.7〜3F36.8〜1F11.8秒。今のポリトラック馬場は全体が速くなれば、ラスト1Fで12秒を切るのは難しいが、さすがはGIで好勝負する3頭の併せ馬といった感じ。ちょうどよい負荷がかけられたのではないだろうか。
(取材・文:井内利彰)