今回が初めてのGI出走となる
レイエンダ(牡4・美浦・
藤沢和雄)が、ウッドチップコースで僚馬2頭を目標にしての単走での最終追い切りを行った。追い切り後、藤沢調教師が共同記者会見に臨んだ。
(今朝の追い切りについて)
前に条件馬2頭を置いて、ゴールしてから2頭の傍に近づくくらいで良いという指示でした。夏から競馬を使ってきていて、前走(
富士S・GIII・2着)もきついレースをしていますし、輸送もありますので、あれくらいで十分かなと思っています。
(2度目のマイル戦で上がり最速だった前走を振り返って)
以前東京のマイル(
東京新聞杯・GIII・8着)を使った時も上がりは良かったのですが、前走は強い馬たちがたくさんいた中でゴール前よく頑張ってくれたと思います。
(前走よりも強い相手で、コースも替わるが?)
もちろんGIですし、難しいコースになります。騎手は慣れてますけど馬は初めてですし、時計だけは速くなる競馬場ですね。
(関西への遠征が2度目となるが?)
年齢的なものもありますし、その辺は心配ないと思います。
(右回りについては?)
右回りというよりは時計の速いレースになるので、そのあたりを心配しています。
(そろそろ
レイデオロの弟という形容を返上するチャンスでは?)
若いうちから期待された馬ですが、チグハグな競馬などで足踏みをしていました。前走は強い競馬をしましたし、またマイルでどんな競馬をするのか、来年もありますので楽しみにしています。
(GI初参戦になるが、意気込みを)
早くから期待していましたし、やっと出られるようになったので喜んでいます。
(取材・文:佐々木祥恵)