16日に東京競馬場で行われる東京スポーツ杯2歳S(2歳・GIII・芝1800m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる5回の馬券絡みが1番。次点で3回の2番、9番、10番、15番となっている。なお、勝ち馬に焦点を当てた場合、1番が3勝、2番が2勝を挙げている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 5-0-2-6 複勝率53.8% 複勝回収率142%
2枠 0-2-0-14 複勝率12.5% 複勝回収率49%
3枠 1-0-3-12 複勝率25.0% 複勝回収率67%
4枠 0-0-0-17 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-1-2-14 複勝率17.6% 複勝回収率67%
6枠 1-0-2-15 複勝率16.7% 複勝回収率161%
7枠 2-2-1-14 複勝率26.3% 複勝回収率61%
8枠 1-5-0-13 複勝率31.6% 複勝回収率98%
過去10年で1枠の馬が5勝を挙げる活躍を見せており、昨年も1枠2番から勝利した
ニシノデイジー(8人気)が高配当の立役者となっていた。東京スポーツ杯2歳Sが行われる5回東京5日目は、東京競馬場の芝コースがBコースからCコースへと替わるタイミングでもあり、内柵の移動によって馬場の傷みがカバーされる影響も少なからずあるだろう。
【11頭立て以下】
1枠 0-0-2-1 複勝率66.7% 複勝回収率120%
2枠 0-0-0-3 複勝率0.0% 複勝回収率0%
3枠 1-0-0-2 複勝率33.3% 複勝回収率36%
4枠 0-0-0-3 複勝率0.0% 複勝回収率0%
5枠 0-0-1-2 複勝率33.3% 複勝回収率0%
6枠 1-0-0-3 複勝率25.0% 複勝回収率27%
7枠 0-2-0-3 複勝率40.0% 複勝回収率54%
8枠 1-1-0-2 複勝率50.0% 複勝回収率90%
今年は特別登録の段階で11頭立て以下での開催が決定していたが、最終的に8頭立てに。ここまで少頭数となると枠順の有利不利は薄れており、17年(7頭立て)、16年(10頭立て)、15年(11頭立て)、いずれも1〜4人気に推されていた馬が連対を果たしていた。