これまでレース間隔をあけて出走してきた
ダノンプレミアムですが、この中間の気配も相変わらずいい感じです!
「追い切りは先週の時点でしっかりとやれていましたね。今週は調整程度でいいかな、と坂路でサッと流すような感じでやりました」と中内田師。朝いちばん、坂路で53.4-37.4-12.3の時計を出していました。
中内田師が「このクラスの馬なのであれぐらいの時計は出ます」と言っていたとおり、軽く流す程度でも数字はしっかり出ていますね。さすがです!
「フレッシュ感がありながら、良いリズムで走っていました。馬の状態は天皇賞前は休み明けで今回は中2週。単純に比較はできませんが、天皇賞前も今回も順調と言っても良いかなと思っています」
追い切りに騎乗した猿橋助手も「変わらず順調に来ていますね。テンションも含めて、いい意味で変わっていないです」といい感触を感じ取っていたそうです。
レース間隔が中2週という点は
ダノンプレミアムにとって今回がはじめて。
「でも、かえっていい意味でテンションや状態をそのまま維持してこれたので調整はしやすかったです」と猿橋助手。
中内田師は「今回が初めて。これで結果が出れば」と慎重な構えでしたが、
ダノンプレミアムの気性を考えれば2戦目での続戦ならいいほうに転ぶのではないか?と見ています。
ダノンプレミアムのマイル実績は4戦3勝。負けたのは今年の
安田記念だけ。逆らわずに素直に狙ってみたいと思います。
「
ダノンプレミアム自身は十分に力を発揮できる状態ではあります。馬が主役となれるレース展開になってくれればと思っています」(中内田師)
(取材・文:花岡貴子)