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【門別遠征馬情報】門別から遠征2騎イッキカセイ&タイセイサクセサー、相手関係楽になりワンツー決着もあり得る!?「川崎若駒オープン」/地方競馬情報

  • 2019年11月20日(水) 17時00分
 20日(水)川崎9R(発走18時55分)で行われる2歳馬の地方交流競走「川崎若駒オープン/1600m JRA認定」に、ホッカイドウ門別から2頭が遠征で挑む。前走・鎌倉記念SIIと同じく1枠1番に入ったイッキカセイ(牡2・林和弘厩舎父プリサイスエンド。金沢・吉原寛人騎手56キロ)と、対照的に大外の8枠9番からの発馬となったタイセイサクセサー(牡2・田中淳司厩舎、父タイセイレジェンド服部茂史騎手56キロ)だ。

 イッキカセイは新馬(6月6日・JRA認定フレッシュチャレンジ)から2連勝で早々と出世街道に乗った逸材。昨年同じく林和弘厩舎からデビューし、新馬から2連勝で「日本一早く行われる2歳重賞」栄冠賞H2を制したイッキトウセン(現在は船橋・佐藤賢二厩舎)が全兄という「走る血筋」だ。4戦2勝で初めての遠征となった前走・鎌倉記念SIIでは、同じ最内枠からの発馬で出負け。序盤に頭を大きく振り上げるなど、嫌がるような仕草も見せて先頭からかなり離された後方からの競馬となってしまい、3コーナー手前から長く脚を使って押し上げたものの惜しくも4着止まり。ただ、2着の門別遠征馬アベニンドリームを振り切った地元インペリシャブルから1秒1差なら「潜在能力上位」を証明したとも言え、相手関係が一気に楽になるオープン特別なら「ゲート互角」を条件に“主役”を張る可能性は低くないはずだ。

 タイセイサクセサーは既に8戦を重ねキャリア豊富な大型馬(前走時514キロ)。デビュー当時から厩舎でも期待の大きかった好素材で、すでに3勝を重ね地元馬同士では一度も馬券圏内を外していない安定感抜群の差し馬だ。唯一、着外に敗れた前走“北の2歳ダート王決定戦”、ダートグレード競走「北海道2歳優駿JpnIII」でも逃げ切ったJRAキメラヴェリテ(父キズナ)の7着まで押し上げており、こちらも今回のオープン特別はかなり楽な相手関係と言えるだろう。強烈な末脚を秘める一方で乗り難しさもあるということで、道中嫌気がさす可能性を低減できる大外枠はプラスに働きそう。初めての遠征チャンレジでいきなり豪脚発揮、地元ファンの度肝を抜く可能性も十分にありそうだ。

 戦歴等から、門別から遠征組のワンツー決着まで期待できそうな「川崎若駒オープン」のゲートインは18時55分。今後の南関東重賞戦線にも繋がっていくだろう一戦だ。なにとぞ、お見逃しなく!

(文=ひだか応援隊)

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