20日、
川崎競馬場で行われた第30回
ロジータ記念(3歳・牝・重賞・ダ2100m・1着賞金2200万円)は、好位の後ろでレースを進めた
本田正重騎手騎乗の6番人気
グランモナハート(牝3、大井・
福田真広厩舎)がゴール前で抜け出し、後方から追い上げた5番人気
リトミックグルーヴ(牝3、川崎・
内田勝義厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分19秒1(良)。
勝った
グランモナハートは、父
フリオーソ、
母アルファメガハート、
その父オペラハウスという血統。通算10戦目での初勝利が重賞制覇となった。
【
本田正重騎手のコメント】
「ゴール前は混戦で、最後までわかりませんでしたね。レース前は、ある程度前に出していこうと思っていました。ゴール前は、一旦一番外の馬(
リトミックグルーヴ)が前に出たとき、マズいなと思ったんですが、そこから馬が頑張ってくれました。
(初勝利がS1レースということについて)そうですね。一番いいところで勝ってくれましたね。(厩舎の初重賞について)普段からお世話になっている厩舎なので、嬉しいです。
これからが大変だと思うんですが、成長もしてくれると思うので、また応援して下さい」
【
福田真広調教師のコメント】
「この馬自身これが初勝利で、それが大変嬉しいです。
(厩舎の初重賞は)まあ、普通の1勝と変わらないですが、大きいレースなので嬉しいですね。
この馬は、生まれてすぐ、当歳の時から見ている馬で、特に嬉しいです。レース前は、本田騎手と打ち合わせしましたが、その通りに乗ってくれたと思います。馬の出来自体は良かったので、自信を持って見ることができました。
次走は馬の様子を見て、と考えています。なかなか勝てなくて、ご迷惑をお掛けしましたが、まだまだ強くなっていきますので、応援して下さい」