netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
ジャパンCの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
角田晃一厩舎×
C.ルメール騎手(
ムイトオブリガード)】
「
角田晃一厩舎×
C.ルメール騎手」がゴールデンコンビというイメージはあまり無いかもしれない。実際、「直近1年」でこのコンビは1回しか実現しておらず、その時は5着に敗れている。
そこで「直近5年」まで集計期間を広げてみると、その成績は5-6-4-6。複勝率71.4%、複勝回収率139.5%という素晴らしい数字となった。集計期間内に5勝以上挙げている騎手は11人いるが、複勝率71.4%はもちろんトップ。厳選した「勝負馬」を
ルメール騎手に託している印象だ。
ルメール騎手は
ムイトオブリガードには過去3回騎乗しており2勝。敗れたのはダート戦で、2勝はともに
ジャパンCと同舞台となる東京芝2400mでのもの。
ジャパンCという最高のタイミングで
ルメール騎手を確保出来たのは、陣営にとって、まさに僥倖と言えるのではないだろうか。