ジャパンC(GI・東京芝2400m)に出走する
ジナンボー(牡4・美浦・
堀宣行)と
ダイワキャグニー(牡5・美浦・
菊沢隆徳)について、追い切りを終えた後の関係者のコメント。
■
ジナンボー(牡4・美浦・
堀宣行)について、森調教助手
「今週(11/20)はムーア騎手が乗って追い切りました。先週はまだ重めだったので6ハロンからなだらかに時計を出しましたが、レース週ですし、無理をせず終いは馬なりでした。
ジョッキーには口向きの癖を掴んでもらいました。レース間隔は空きましたが、状態も変わらずきています。昨年秋に東京2400m(
南武特別・1000万下・6着)を使った時には、スタートしてすぐに折り合いを欠くところがありましたが、この1年で気性面が成長してそのあたりもクリアできたと思います。
2400mは十分守備範囲でしょう。相手は強くなりますが、素質がある馬なので、この相手にどこまでやれるか楽しみです」
■
ダイワキャグニー(牡5・美浦・
菊沢隆徳)について、菊沢調教師
「今週(11/20)の追い切りでは、
石橋脩騎手に感触を掴んでもらおうと思っていました。他の厩舎の馬2頭が前にいましたが、実質単走でした。
私は他の馬に乗って後ろから見ていましたが、全体時計が67、8秒で、最後だけ動かして予定通りの追い切りができましたし、良い感じだったと思います。東京コースは好成績を残していますし、このタイミングで
ジャパンCに使わせてもらおうと思いました。
枠順にもよりますが、ジョッキーにはハナに行っても良いと伝えてあります。状態は高いレベルで維持していますし、横綱クラスのメンバーとどのくらい張り合えるかを見たいですね」
(取材・文:佐々木祥恵)