12月8日に香港のシャティン競馬場で行われる
香港マイル(G1・芝1600m)は、日本時間16時30分に発走予定。
日本勢の総大将は、ブックメーカーの評価からも
インディチャンプ(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)。今年は
安田記念で
アエロリット・
アーモンドアイを、
マイルCSで
ダノンプレミアム・
ペルシアンナイトを降して春秋マイルGI制覇。名実ともに国内現役最強マイラーとなった。
父ステイゴールドが
香港Cを制した舞台で、その産駒が頂点に立つことができるか。
日本馬にとって最大のラ
イバルが、2017・18年の本レース覇者の
ビューティージェネレーション(セ7、香・J.ムーア厩舎)。10月まで10連勝をマークしており、
香港マイル界の絶対王者として君臨していたが、近2走では不覚を取っている。強力な日本勢を迎え討ち、3連覇となるか。
アドマイヤマーズ(牡3、栗東・
友道康夫厩舎)は前走で初めてマイル戦での敗戦を喫したが、この距離でGIを2勝。C.スミヨン騎手との新コンビで戴冠を狙う。
ノームコア(牝4、美浦・
萩原清厩舎)は
ヴィクトリアマイルのレコード制覇後に骨折となったが、復帰戦の
富士Sを快勝し順調。引き続き
C.ルメール騎手の手綱で臨む。
ペルシアンナイト(牡5、栗東・
池江泰寿厩舎)は今回もコンビを組む
O.マーフィー騎手が騎乗した
マイルCSで久々の馬券圏内。勝利からは2年間遠ざかっているが、トップクラスの実力は疑いようがない。