年明けの
根岸Sとともに来年度の
フェブラリーSと繋がる1戦だが、過去10年間で1番人気馬の勝利は昨年の
コパノキッキングのみという波乱含みの1戦だ。
芝の重賞勝ち馬でもある◎
ゴールドクイーンは
JBCレディスクラシック2着馬。当時、勝ち馬には完敗だったが、3着以下には6馬身の差をつけていた。中山競馬場ダート1200mコースは1度しか経験がないが、57キロを背負わされたオープン特別を5馬身差で圧勝した舞台。芝スタートにも不安はなく、55キロで出走できるなら逃げ切りに期待する。
連覇を狙う○
コパノキッキングは
JBCスプリントで2着。敗れたとはいえ、自らが勝ちに行ってのもので内容のある競馬だった。今回は初めて背負う58キロの斤量がポイントになりそうだが、筋力の強いタイプに見えるのでこなしてくれるのではないか。むしろスタートの芝部分で十分な加速力を得られるかが気になる。
外枠を引いた▲
シュウジも狙って面白い存在ではないか。2歳時には
小倉2歳Sを、3歳時には
阪神カップに勝ち、6歳になった今年はダート競馬へと矛先を変えて
千葉Sを快勝した。前走は思わぬ大敗を喫してしまったが、しっかりと間隔をあけて直してきた。すんなりと先行できれば、今回のメンバーなら台風の目となりえる存在だ。
△
ヒロシゲゴールドの前走は、自分の競馬が出来なかった。外を引いたので砂を被らないような位置で競馬ができればスピードは互角だ。すっかり軌道に乗った感のある△
テーオージーニアス、昨年の4着
タテヤマ、連勝中の△
レッドアネラまで抑えておきたい。