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【朝日杯FS】栗東レポート レッドベルジュール

ラジオNIKKEI
  • 2019年12月11日(水) 17時25分
12月15日(日)に阪神競馬場で行われる第71回朝日杯フューチュリティステークス(GI)に登録しているレッドベルジュール(牡2、栗東・藤原英昭厩舎)について、追い切り後の藤原英昭調教師のコメントは以下の通り。

(前走のデイリー杯2歳S1着を振り返って)
「あの後手は想定外だったので、そこら辺を上手くリカバリーして、武ジョッキーが乗ってくれました。
 預かった時点で前評判もありましたから、乗って調教して、やはり能力があるなと確信していました。それが競馬に行ってどういうセンスで走るかというのは、ここ2戦を見てイメージ通りには来ていると思っています。
 脚があってのことですし、それを上手く誘導して、誘導にも対応できるということですから、総合的なセンスは見受けられました」

(この馬の良さと課題は?)
「やはりディープ産駒らしく瞬発力がありますし、乗りやすいですし、秘めた能力というのは確信しています。やはりまだまだ不安の方が大きいというのが現状です。しかし、将来に向けて本当に期待している馬ですし、ディープの産駒も少なくなってきましたから、しっかり上を目指す気持ちでやっています。
 どの馬でもどの陣営でもそうですが、今の2歳ではすごく経験をしなければいけないですし、それに対応できる心技体がまだまだ欠損しているところがあります。そこが課題・不安ではありますが、これを強化していくというのがこれからの我々の仕事です。今回に関してもいろいろな不安・課題を持ちながらの出走だとは思います」

(調教過程を振り返って)
「1週前は息をしっかり使わせて、スピード感を出すような調教でした。今週は芝でやってスミヨン騎手が乗るのは決まっていました。先週はある程度しっかりやって、今週は感触を掴む程度でやっていました。
 正直な話、(スミヨン騎手は)良いよとは言っていました。
 本来ならプラス10キロ前後なのですが、プラス28キロというのはよほど夏場が辛かったのだと思います。プラス28キロはすごく増えて成長したと思います。それは良い曲線なのですが、しかし反対に夏場に無理をさせたのかなと感じました。
 夏に使ってこれだけ成長しているというのは、ギャップがあるということですごく良いことです。これからもう少しやれるのか、維持していくのか、馬の様子を見ながらやっていきたいです」

(今回のレースに向けて)
「あともう1ハロンぐらい長ければいいかなと思って、今回はスミヨンジョッキーに乗ってもらいました。マイルの反応や走りはどうかというのを聞きましたが、まして外回りですから、そこは大丈夫だろうという感じでジャッジしていました。
 強い馬もいますが、まだまだ先は長いので、ここは競馬を覚えさせて、それが結果につながれば一番良いです。しかし、まだそこまで大きな野望はなく、まずは順調に帰ってくることを課題にして出走したいと思います」

(取材:米田元気)

ラジオNIKKEI

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