14日に中山競馬場で行われる
ターコイズS(3歳上・牝・GIII・芝1600m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、オープン特別として行われていた2009〜2014年もデータの集計対象とする。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが2番と7番。3回で3番と4番が続き、2回が1番、6番、8番、9番、14番、15番となっている。好走馬は幾らか内目の枠順に集中しているようだ。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-0-2-12 複勝率20.0% 複勝回収率55%
2枠 2-1-1-12 複勝率25.0% 複勝回収率71%
3枠 0-2-2-14 複勝率22.2% 複勝回収率142%
4枠 4-2-2-11 複勝率42.1% 複勝回収率142%
5枠 1-3-0-16 複勝率20.0% 複勝回収率101%
6枠 0-0-1-19 複勝率5.0% 複勝回収率17%
7枠 0-1-2-17 複勝率15.0% 複勝回収率103%
8枠 2-1-0-17 複勝率15.0% 複勝回収率211%
4枠は過去10年で4頭の勝ち馬を出しており、複勝率においても42.1%と高い数値を示している。ちなみに昨年も10人気の
リバティハイツ(4枠7番)が2着に好走を果たしていた。
【1〜5人気】
1〜3枠 3-3-1-8 複勝率46.7% 複勝回収率112%
4・5枠 4-3-2-8 複勝率52.9% 複勝回収率113%
6〜8枠 0-0-0-18 複勝率0.0% 複勝回収率0%
【6人気以下】
1〜3枠 0-0-4-30 複勝率11.8% 複勝回収率83%
4・5枠 1-2-0-19 複勝率13.6% 複勝回収率126%
6〜8枠 2-2-3-35 複勝率16.7% 複勝回収率157%
興味深いのは6〜8枠から3着以内に好走していた7頭の人気。上記の通り、上位人気馬はまったく結果を残せていないが、人気薄が好走している様子からも、一概に枠順による不利があるわけではないようだ。