netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
朝日杯FSの「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
青木孝文厩舎×
松岡正海騎手(
ウイングレイテスト)】
デイリー杯の時にも紹介し、その期待に7番人気2着という好走で応えてくれた「
青木孝文厩舎×
松岡正海騎手」のコンビに再度注目したい。
「
青木孝文厩舎×
松岡正海騎手」の「通算」成績は3-6-2-20。複勝率35.5%で回収率は単複ともに150%を超えている。これはもちろん騎手別成績トップの数字で、勝負がかりの馬には松岡騎手が騎乗していると考えて良いだろう。ウインの馬での活躍が目立っているが、
ゴールドパッション(5番人気2着・6番人気3着)、
タイセイレイザー(12番人気2着・8番人気2着)など、ウイン以外の馬でも人気薄での激走を果たしている。
ウイングレイテストは、デビュー3戦とも松岡騎手が手綱を取っている。新馬戦は中団から上がり最速で2着、2戦目は早めの競馬、3戦目のデイリー杯では再び脚をためる競馬で上位へ肉薄した。オーナー、トレーナー、ジョッキーが三位一体で「育てている」様子が窺える。上位人気が予想される面々はいずれも乗り替わりとなるだけに、継続騎乗は大きなアドバンテージとなりそうだ。