ラウダシオンは新馬戦ではゲートで少し難しいところを見せたり、その後も中で少しそわそわするところを見せたりしていましたね。それだけにちょっと気難しいところがあるのかな?と思いながら取材をしたところ…いやいや、実際に厩舎でその姿を見ると、すごく人懐こくて素直な馬でした。
「
小倉2歳SともみじSではゲート先入れで入るのは大丈夫でしたが、中でソワソワしてしまいましてスタートが良くなかったので、そのあたりを改善してちゃんとスタートを決められるように練習しています。この中間、ずいぶんと馬が落ち着いているし、そのあたりもだいぶ
リラックスして立てるようになりました。この感じで競馬にいけば、なんとかなるのではないかという感じはします」と斎藤師。
取材中、呼んでもいないのに自分から顔を出してきて取材陣にかまってほしいとばかりに顔を近づけてみたり…。なかなかお茶目です(笑)。そして、素直ですごく人が好きなんだなぁという印象を受けました。
「一生懸命走ってくれる馬ですね。少しうながしてからスピードに乗るまでに時間がかかる感じはありますが、スピードが乗ったら長続きする馬だと思います。阪神の1600mはそれを生かす良い舞台。頑張ってくれると思います」(斎藤師)
(取材・文:花岡貴子)