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【中山金杯】2020年最初のJRA重賞を制するのは/JRAレース展望

  • 2020年01月02日(木) 06時00分
 ホープフルS皐月賞など2・3歳の重要レースが数多く行われる中山芝2000mであるが、古馬の重賞は中山金杯のみ。コース替わり初日の根幹距離ということもあってかハンデ戦にしては堅く決まりがちで、過去10年で1〜3番人気の複勝率は43.3%に上る。

1.距離短縮組は不振

 過去10年、前走2000mより長い距離を走っていた馬17頭は、18年1着のセダブリランテスを除いて4着以下に沈んでいる。また、前走菊花賞組は平均して4.2番人気なのにも関わらず、[0-0-0-5]と人気を裏切る結果に。小回り2000mに対応できるスピードを見せてきた馬が中心となる。

2.ハンデは重い方から

 過去10年で56kg以上のハンデを背負った馬が8勝。57kg以上に限っても、[5-3-2-19]で複勝率34.5%を誇る。ハンデを背負わされる実績馬が順当に能力を発揮しやすい舞台であり、軽ハンデ馬台頭の余地は小さい。

3.ロスのない立ち回り

 馬番の1・2・3番がワンツースリーした17年は極端な例だが、過去10年で見ても1〜3枠が[7-5-4-39]で複勝率29.1%なのに対し、6〜8枠は[2-4-3-52]で複勝率14.8%と内有利の傾向。また、昨年は9番人気のタニノフランケルが逃げて3着するなど、内枠や先行力を活かす競馬でロス無く立ち回った馬が上位に来やすくなっている。


 トップハンデ58kgでもトリオンフに期待したい。小回り2000mを得意とするスピードに溢れている一方で、元々ハナにこだわるタイプではなく、揉まれない好位からの競馬で結果を出してきた。一叩きされたここはチャンス十分。

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