netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
中山金杯の「ゴールデンコンビ」はこちら。
【
国枝栄厩舎×
田辺裕信騎手(
レッドローゼス)】
「
国枝栄厩舎×
田辺裕信騎手」の「直近5年」の成績は4-7-3-18。複勝率43.8%、複勝回収率172.5%となっており、好走率においても回収率においても申し分のない数字となっている。「直近1年」に絞るとさらに成績は向上。3-3-1-3で複勝率70.0%、複勝回収率448.0%と破壊力抜群だ。
このコンビの活躍で記憶に新しいのが
ハヤヤッコで制した19年の
レパードS。10番人気の低評価ながら、鮮やかな差し切り勝ちを演じている。それ以外にも、
サトノエルドール(馬主:サ
トミホースカンパニー)、
ボスジラ(馬主:金子真人ホールディングス)など、有力オーナーの期待馬でしっかり結果を残している点が特徴だ。
レッドローゼスは過去に田辺騎手とのコンビでは12、5着と結果は出ていないが、前走の
福島記念は4コーナー15番手から上がり最速を繰り出しての5着だった。中山コースで3勝を挙げているように急坂は歓迎。今の上がりを要する馬場コンディションを味方につければ、馬券圏内突入のシーンは十分にありそうだ。