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クレッシェンドラヴなど、中山金杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2020年01月03日(金) 18時10分
 新しい年の幕開けを飾る中山金杯(GIII・ハンデ・中山芝2000m)に美浦から出走する注目馬5頭について各調教師のコメント。

クレッシェンドラヴ(牡6・美浦・林徹)について、林調教師

「これまでは放牧先のテンコー・トレーニングセンターから戻ってきて3週間で競馬というルーティンができていましたが、今回は有馬記念が除外になって2週延びての出走になりました。ただ試行錯誤ではありますが調整の幅を広げていくという意味では、2週延びたのも良かったのかと思います。中間はテンションが上がらないように注意して調整してきましたが、いつもと変わらずきていますし、年末に追い切った後も順調で、良い状態で臨めるでしょう。

 以前に比べると落ち着きが出てきて心身ともに成長していますし、内田騎手が競馬を教えてくれているので、レース振りにも幅が出てきました。これまではハンデに恵まれた面があったので、今回は57キロを背負って強いメンバー相手にどこまでやれるかでしょう。挑戦者という立場は変わらないですが、中山の2000mはこの馬に合っていますので、頑張ってほしいですね」

ザダル(牡4・美浦・大竹正博)について、大竹調教師

「前走の菊花賞(GI・13着)は距離が長かったですし、馬場が悪い内々を走ってきたので参考外の一戦だと思います。先週の時点で少し重たかったのですが、年末(12/31)と今日(1/3)少しやってピリッとしてきました。以前より体の気持ちのバランスも良くなっていますね。ここを目標にしっかり調整していますし、中山の2000m(3歳500万下)は勝っていますので、重賞でどこまでやれるか期待したいです」

レッドローゼス(牡6・美浦・国枝栄)について、国枝調教師

「前走の福島記念(GIII・5着)は、ジョッキーの判断で後ろから思い切った競馬になりましたが、脚もしっかり使えていましたし、あのような競馬で良かったとのだと思います。前走後は放牧を挟んで調整をしています。中間は少し疲れが見られたのですが、それも持ち直して年末は時計的にも十分な追い切りができました。右回りの方が安定して終いの脚を使えますし、中山コースは相性が良いので楽しみにしています」

ウインイクシード(牡6・美浦・鈴木伸尋)について、鈴木調教師

「前走のディセンバーS(L・2着)は内のポケットでうまく脚を溜められて、終いも伸びてくれました。使われて良くなる馬ですし、休み明け3戦目になる今回はちょうど走り頃です。以前はレースや追い切りの後、歩様に硬さが出ていたのですが、それもなくなって充実しています。ハンデも55キロですし、中山コースも得意なので、チャンスはあると思います」

マイネルサーパス(牡4・美浦・高木登)について、高木調教師

「前走(中日新聞杯・GIII・7着)は外枠からの競馬で、前に壁を作ることができませんでした。年末(12/31)に追い切りましたが、動きは良かったですし、順調に調整ができています。イメージ的には前が流れてくれた方が良さそうですし、現状では小回りコースの方が合っていると思います。抜け出すとソラを使うところがあるので、スムーズな競馬というよりは狭いところに入った方が集中して走れるでしょう。ハンデの55キロも良いところだと思います」

(取材・文:佐々木祥恵)

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