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フェアリーS・G3」(13日、中山)
田中博康調教師(34)=美浦=が
ポレンティアで、重賞初Vを狙う。昨年8月の札幌での新馬戦は期待以上の走りで勝利を飾った。2番手から抜け出すと、後続に3馬身をつけた内容に、指揮官は「体質も体の締まりもまだという段階で、右トモにも顕著な弱さがあった。それで思ったより強い勝ち方をしましたから、もともとの素質が高いんですね」と振り返った。
その後は思い切った休養で成長を促し、年明けまで復帰を待ち、体質強化に成功。「待った分だけ良くなって帰ってきました。体重は変わらなくても体は締まっていますし、代謝が良くなって毛ヅヤもいい。左右の
バランスも良くなりました。初戦よりいい状態で出せるのは間違いありません」と胸を張った。
18年3月に開業してから、重賞には8回挑戦して、18年
ホープフルSの
コスモカレンドゥラでの4着が最高。一介の1勝馬のレベルを超えた馬に成長した
ポレンティアが、21分の12の抽選を突破して、タイトル獲りへ挑む。
提供:デイリースポーツ