例年は中京で行われているが、今年は京都競馬場改修工事に伴う開催日程の変更のため、9年ぶりに小倉で行われる。ハンデ戦である上に傾向がつかみにくく、難解な一戦になりそうだ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■1/18(土)
愛知杯(4歳上・牝・GIII・小倉芝2000m)
センテリュオ(牝5、栗東・
高野友和厩舎)は前走の
エリザベス女王杯で勝ち馬と0.3秒差の4着。オープンに上がってから中々結果が伴ってこなかったが、前走のように立ち回りの巧さを活かす競馬なら一線級とも互角に渡り合うだけの能力はある。引き続き
C.ルメール騎手とのコンビで重賞初制覇なるか。
パッシングスルー(牝4、美浦・
黒岩陽一厩舎)は昨年の
紫苑S勝ち馬。前走の
秋華賞は10着に敗れたが、先行馬に厳しい流れの中での大外枠と条件が厳しかったのは確か。ローカルの小回り2000mという条件は合っており、巻き返しに期待したい。鞍上は
池添謙一騎手を予定。
その他、
エリザベス女王杯で6着の
サラキア(牝5、栗東・
池添学厩舎)、重賞2勝の実績馬
デンコウアンジュ(牝7、栗東・
荒川義之厩舎)、前走まで4連勝していた
ポンデザール(牝5、美浦・
堀宣行厩舎)、2・3走前に小倉で3勝クラス・OPと連勝した
アロハリリー(牝5、栗東・
高野友和厩舎)、
紫苑Sで2着の
フェアリーポルカ(牝4、栗東・
西村真幸厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時25分。