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日経新春杯・G2」(19日、京都)
G1初挑戦となった前走のジャパンCでは15着と大敗を喫した
タイセイトレイル。長めの距離にシフト
チェンジした昨年は堅実さが光り、11戦してそれが唯一の馬券圏外だったが、「状態は良かった。(重い)馬場と、スタートを出たときに両方から挟まれたのが…。ミルコも“前に進んでいかなかった”と言っていたしね」と久保助手。敗因は明確だ。
中間は放牧へ。「いい感じで帰ってきた」とリフレッシュ効果は十分。1月10日の1週前追い切りでは、中谷(レースは川田)を背に栗東坂路を単走。強めに追われて4F53秒2-38秒1-12秒7をマークした。鞍上が「今回も良さげ」と話したように、引き続き好ムードを漂わせる。
戦いの舞台は当日輸送の淀へ。「ポイントはイレ込みかな」と依然、精神面には課題を残すが、「時計のかかる京都は合う」と現状の馬場状態はプラスに捉えている。「飛躍の年になると思う」。悲願のタイトル奪取で、ブレークへの“足跡”を残す。
提供:デイリースポーツ