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【日経新春杯】屈指の速い上がりを求められるコースだが、今年は明らかにパワーを要している/コース解説

  • 2020年01月18日(土) 21時00分
 19日に京都競馬場で行われる日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)の舞台となる京都芝2400m外。このコースについて解説していく。

 4コーナー奥のポケットからのスタート。スタンド前直線を約600m走って1コーナーへ。向正面半ばからは徐々に坂を上り、3コーナーで頂点をむかえ、4コーナーにかけて下っていく。最後の直線は404m(Aコース使用時)で坂は無い。ただし外回りコースにおける高低差は4.3mあり、起伏の大きなコースと言えるだろう。

 長めの距離、1コーナーまで十分に距離があるためか、ペースは上がりにくい。京都芝2400m外は、JRA全コースの中でも屈指の速い上がりを求められるコースで、このレースも例外ではない。18年には上がり1〜3位が上位を独占し、19年も上がり最速を記録したルックトゥワイスが5番人気で2着している。

 1回京都は全9日間をAコースで施行。したがって、日経新春杯はAコース使用7日目ということになる。

 前年11月に行われた5回京都は前半4日間がBコース使用、後半4日間がCコース使用だったため、保護されていたAコースが開放される形になり、内・前有利になりやすいのが1回京都の特徴だ。

 しかし、今年は「第4回・第5回京都競馬による傷みが残った状態」(JRA発表の馬場情報)のため、時計を要している。月曜9Rの芝1200m(2勝クラス)は1.10.2と掛かっており、明らかにパワーを要する馬場コンディションだ。

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