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【京成杯予想】 スカイグルーヴの取捨がわかる! 「ケシウマ」の京成杯消去馬を完全無料公開!/JRAレース展望

  • 2020年01月18日(土) 18時33分
 明日は京成杯(GIII)が行われます。エピファネイア産駒のスカイグルーヴに注目が集まりそうですが、先週のシンザン記念(GIII)では1番人気に推されたルーツドールが敗れただけに、新馬戦を快勝して重賞に出走する人気馬の取捨に悩む競馬ファンは多いのではないでしょうか。

 そこで今日は特別に、過去のデータから敗戦した条件を抽出して好走馬を導き出す「ケシウマ」の京成杯パーフェクト消去法をすべて公開!(※スペシャルデータ以外は過去10年間のデータを対象にしています)

【条件1】
前走で0.6秒以上負けている関西馬[0-0-0-18] 複勝率0%
該当馬:キムケンドリームリメンバーメモリーロールオブサンダー
関西馬は過去10年で3勝しているうえ、エイシンフラッシュが勝った2010年は3着まですべて関西馬だったほど。しかし、過去に好走した関西馬は前走で勝利、もしくは重賞で好走していた馬がほとんど。遠征してコンディションがプラスに働くことはないし、ましてや0.6秒差以上で負けていて上り調子ではない馬が巻き返せるレースではない。
(過去の主な該当馬:16年ユウチェンジ4人気6着、18年ダブルシャープ4人気7着、19年カテドラル5人気11着)

【条件2】
前走上がり3位以下の関西馬[0-0-1-24] 複勝率4%
該当馬:キムケンドリームキングオブドラゴンディアスティマヒュッゲリメンバーメモリーロールオブサンダー
過去10年で上がり3位以上の馬が8勝している通り、ペースがきつくなって差し馬が台頭するケースが多いのが京成杯。そうでなくとも、卓越した上がりを使っていないということは、スローペースをなだれ込んで好走したという場合が多く、冬のタフな中山重賞では通用しない。前述した通り、とくに関西馬は遠征というマイナス面もあるため、抜きんでた実力がないと連に絡めない。
(過去の主な該当馬:13年マイネルマエストロ2人気5着、14年ラングレー3人気10着、15年クラージュシチー2人気8着)

【条件3】
前走3枠[0-1-1-21] 複勝率8.7%
該当馬:ゼノヴァースディアスティマヴィアメント
3枠だけに焦点を当ててもしょうがないことのように思うかもしれないが、前走でそれなりに好走していないと重賞に挑戦できないこの時期の3歳馬において、前走が好枠だった場合は、枠によるプラス要素がなくなってしまうという裏返しでもある。
(過去の主な該当馬:11年ジャービス3人気14着、14年ラングレー3人気10着、18年デルタバローズ3人気13着)

【条件4】★★★スペシャルデータ★★★
前走未勝利勝ちのうち、着差が0.0秒だった馬[0-0-0-12] 複勝率0%
該当馬:キングオブドラゴンチュウワジョーダン
未勝利勝ちからでも馬券に絡んだ馬はいるが、0.0秒差で勝利したということは、それだけほかの未勝利馬との実力差がなかったということ。当然、一気にメンバーレベルが上がる重賞クラスでは見劣りするし、接戦で勝ったということは疲れも溜まり、お釣りがない状態ともいえる。(※京成杯が芝2000mで開催されるようになった1999年以降の過去21年分のデータを参照)
(過去の主な該当馬:18年エイムアンドエンド5人気10着)

【残った馬】:クリスタルブラックスカイグルーヴビターエンダー

【危険な人気馬】:ロールオブサンダー
条件1、2に該当。前走は自分から厳しいペースに持って行ったとはいえ、0.8秒差3着と完敗。2走前はスローペースに恵まれたもので、前走逃げた馬が何頭かいる今回はペースが速くなるおそれがある。エピファネイア産駒は、これまでの戦績から「揉まれ弱い」という傾向があるので、逃げられるかどうかすら怪しい今回は、厳しい戦いを強いられそうだ。

【注目の穴馬】:ビターエンダー
 前走0.3秒以上で勝利した馬の戦績は[2-1-3-10]で複勝率37.5%、そのうち前走コースが東京だった馬は[1-0-1-2]で複勝率50%。オルフェーヴル産駒が過去京成杯に出走したケースはないが、父父のステイゴールド産駒は[1-0-2-4]複勝率42.9%と悪くない。前走タイムも2分0秒3と高速馬場とはいえ非常に優秀だったので、いきなりの重賞挑戦でも十分やれる下地は整っている。

 いかがだったでしょうか。この他、「ケシウマ」では日経新春杯パーフェクト消去法を公開中です。武豊騎手騎乗のレッドジェニアルら明け4歳馬の評価はいかに? 消去法により残った馬を以下よりぜひご覧ください。

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