チャンピオンズCでは14着に惨敗した
ワイドファラオ(栗東・角居勝彦厩舎)。今回は実績がある適距離に戻るべく、
根岸S(2月2日・東京ダート1400m)を目指している。今朝22日はその1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWコースで3頭併せ。
福永祐一騎手が跨って、
グローブシアター、
レッドウィズダムを追いかける展開だったが、3コーナーの地点では前との差はほぼないような状況。だからといって、引っかかっているというわけではなく、前に難なく追いつくという感じだった。
最後の直線に向くと、あっさりと前2頭を離していくが、むしろ1頭で走っている時のスピード感がいい。このあたりはレースでもハナを切って重賞を勝った時のイメージに似ている。
時計は6F83.2〜5F67.3〜4F52.8〜3F38.6〜1F11.7秒。特別速い数字ではないものの、ゴールまでしっかりとスピードに乗っていた走りは好調を示している。あとは自分のリズムでレースができるかどうかといったところだろう。
(取材・文:井内利彰)