26日(日)に京都競馬場で行われる
東海S(GII)に出走予定の
ヴェンジェンス(牡7歳、栗東・
大根田裕之厩舎)について、22日の
大根田裕之調教師のコメントは以下の通り。なお、
ヴェンジェンスの追い切りは23日(木)に行われる。
「前走の後は3週間ほど放牧に出しました。これはいつもやっていることなので、馬の調子が変わることはないと思います。去年の暮れに戻ってきて調整して、追い切りが3本ほど出来ましたので、狂わずに出来ていると思います。
(1週前は)指示というよりも気分よくしっかりと走らせることだけを考えました。タイムの指示はしていないんですけど、だいたいこの馬が普通に走れば、このくらいのタイムは出るだろうという感じで追い切りをしています。
(明日の追い切りは坂路で)4ハロン53秒、1ハロン12秒後半くらいで出来れば、思った通りという感じです。
(京都のダート1800mという舞台は)
みやこSを勝った舞台ですが、条件が違うとすればペースが違う、展開が違うということは言えると思います。それでも自分の競馬をしてくれて、それで不利な展開になったとしてもねじ伏せるだけの力があるかどうかを試すレースだと思います。
7歳といっても、若い時に2年近く休んでいるので、身体のパワーが抜けているわけではないと思います。ダメージもそれほどないと思います。若い馬と同じくらい力は出ると思います。京都の1800メートルでは前々走にいいレースが出来ましたので、それと同じようなレースが出来ればと思います。よろしくお願いします」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI