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【TCK女王盃レース後コメント】マドラスチェック森泰斗騎手ら

ラジオNIKKEI
  • 2020年01月22日(水) 18時50分
 22日(水)、大井競馬場(曇・重)で行われた第23回TCK女王盃(JpnIII、ダート1800m)は、12頭が出走し、道中3番手を進んだ5番人気の12番マドラスチェック(JRA)がマッチレースを制し、重賞初制覇となった。

 マドラスチェックに騎乗した森泰斗騎手(船橋)は、去年のビスカリアに続いてTCK女王盃連覇となった。勝ち時計は、1分54秒3。ハナ差の2着が2番人気の7番アンデスクイーン(JRA)で、そこから3馬身差の3着に3番人気の9番メモリーコウ(JRA)が入った。1番人気の1番ファッショニスタ(JRA)は、4着に敗れた。

 勝ったマドラスチェックは、カナダ生まれの外国産馬で、父Malibu Moon母Gloat(その父Mr. Greeley)という血統の4歳牝馬・栗毛馬。JRA美浦・斎藤誠厩舎の所属馬。通算成績9戦4勝で、重賞初制覇。

〜レース後の関係者のコメント〜
1着マドラスチェック
(森泰斗騎手)
「一瞬でも気を抜いたら負けるようなマッチレースで、良いレースでした。クリストフ(ルメール騎手)のムチが左肩に入って痛かったので、大丈夫?という感じで(ゴール後に)気を遣ってくれました。最後は少し出ているとは思いましたが、上がってくるまで分からないぐらいの着差でした。

 手応え、リズムがバッチリでしたし、この馬にとって外枠を引けたのが一番の勝因だと思います。(ゴール前2着馬が)できれば来ないでくれと思っていました。前回も乗せていただいて、かなりの能力を感じていました。まだ若い馬なので少し脆さを抱えていますが、将来性を含めて良い馬だと思います。続けて乗せていただいて感謝しています」

(斎藤誠調教師)
「とても嬉しいです。今まで砂を被って本領を発揮できませんでした。しかし、今日は大外枠でチャンスがあるのではないかと思っていました。放牧から帰って、スタッフが砂を被る練習をやってくれていました。森騎手もそれが良いと言っていましたし、結果が出て良かったです。弱点は分かっていたので、そこを克服できればと思っていました。枠が出た時には幸運だなと思いましたし、良い方向に行っていたのかなと思いました。直線では根性を見せてくれましたし、私にはない根性だなと思いました(笑)。

 普通の馬だと不利になる外枠ですが、上手く先行できましたし、4コーナーで先頭に立つのが理想だったので、その通りに乗ってくれて、良い騎乗でした。すごいレースでしたし、他人事みたいな言い方ですが、両方とも良い馬で良い競馬だったと思います。ここを目標にしていたので、次走についてはまだ考えていません。4歳ですから、まだまだ成長させていこうと思っています。この馬の時代が来るといいなと思っています」

2着 アンデスクイーン(C.ルメール騎手)
「うまい競馬ができて、勝ったと思いました。良い脚を使っていましたが、ラスト100メートルで疲れていました。今日は負けはしましたが一生懸命走って頑張ってくれました」

3着 メモリーコウ(古川吉洋騎手)
「いきなりの重賞レースでしたが、よく頑張っていました。コーナーリングはそこまで上手ではなかったので、慣れが必要かなと思います」

9着ミッシングリンク(笹川翼騎手)
「結果的には外を走っていた方が良かったと思います。最後はやめていましたし、もう少し走れても良かったと思います。気難しいところがあるので、そこが課題です」

11着クレイジーアクセル(吉原寛人騎手)
「息の入らない展開になってしまいました。ハナを取るまでが大変でした。そこが最後に影響したのではないでしょうか」


(取材:米田元気・小屋敷彰吾)

ラジオNIKKEI

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