IFHA(国際競馬統括機関連盟)は22日、2019年の「世界のトップ100GIレース」を発表した。
これは、2019年の年間レースレーティングの上位100レース(2歳を除く)をランキングにしたもの。年間レースレーティングとは、当該レースにおける上位4着までの馬の公式レーティング(当該馬がその年度に得た最高レーティング)の平均値のこと。上位4着までに牝馬が入着した場合には、当該馬に牝馬
アローワンス(一律4
ポンド)を加算して算出する。今回は10ヶ国・37競馬場のGIレースがリストに名を連ねた。
1位は過去5年で4回目となるフランスの
凱旋門賞で年間レースレーティングは126.25、2位はイギリスの
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスSで125.75、3位もイギリスの
プリンスオブウェールズSで124.25。
日本のレースでは122.25の
宝塚記念の5位が最高で、合計11レースが100位以内にランクイン。レース数ではイギリス(21レース)、アメリカおよびオーストラリア(20レース)に続き、世界4位となった。また、3歳限定のカテゴリーにおいては、東京優駿(
日本ダービー)が118.75で、イギリスの
コモンウェルスCと並び、世界一となった。
【ランクインした日本のレース】
5位
宝塚記念(122.25)
6位
有馬記念(122.00)
13位
天皇賞・秋(120.75)
22位
安田記念(120.00)
32位
日本ダービー(118.75)
36位
皐月賞(118.50)
46位
ジャパンC(118.00)
59位
大阪杯、
マイルCS(117.50)
72位
天皇賞・春(117.25)
89位
チャンピオンズC(116.75)