現在、国内最年長騎手である森下博騎手(64歳・神奈川県騎手会)が、3月31日付けで騎手を引退することが決定した。24日、神奈川県川崎競馬組合が発表した。なお、3月6日の最終レース終了後に
川崎競馬場ウィナーズサークルにて引退報告式を実施する予定となっている。
森下博騎手は1955年5月4日生まれ、埼玉県出身。初騎乗・初勝利は1973年11月7日川崎2Rの
クインミツル。23日現在、
地方競馬通算22983戦2675勝。レコードで勝利した
エスプリシーズの
川崎記念など重賞33勝。昨年1月には川崎・多摩川オープンを
トキノパイレーツで勝利し、金沢の山中利夫元騎手が持つ日本最年長勝利記録(確認できる1973年4月以降)を更新。現時点でこれが最後の勝利となっている。