東海Sは昨年の優勝馬でもある
インティに注目しています。
インティというと返し馬で少し掛かる面を見せる点が気になっている皆さんは多いのではないでしょうか。そのあたり、陣営としても対策は練っているそうです。
「昨年の
フェブラリーS以降、レースの返し馬で落ち着かせるように仕向けるような工夫はしています。返し馬を想定しながら調教に入るときに並足で歩かせたり、とかですね。少しでもゆったり入れるようになれば、と思っています」と担当の和田助手。
その効果は調教ではハッキリと出てきているようですよ。
「時間をかけて続けてきたこともあり、いまは調教でコースに入るときもゆったりと入れるし、坂路を下すときも並足で曲がれるようになっています。コントロールはつきやすくなっていますよ」
湿った馬場で実績のない
インティですが、幸いお天気はもってくれそうですね。
「この中間も雨が降っていないのは良かったです。気分よくスタートを切って、落ち着いて自分の力を出してくれれば、と思っています」
大目標は
フェブラリーSですが、じゅうぶん仕上がっています。まずは今年初戦、いいスタートを切って欲しいものです。
(取材・文:花岡貴子)