「東海S・G2」(26日、京都)
力でねじ伏せた。
エアアルマスが道中は好位の外を追走。抜群の手応えで4角先頭に立つと、外からかぶせにきた
インティを押しのけ、猛追する
ヴェンジェンスも完封と、まさに横綱相撲だった。非常にもまれ弱く、前走の武蔵野Sでは欠点を露呈して11着に終わったが、見事に巻き返した。
18年10月の京都芝で500万勝ち以来のコンビとなった松山は「非常に強かったと思います。スタートをしっかり決めてくれて、いい位置で競馬ができました。この強いメンバーを相手に、よく勝ち切ってくれましたね」とレースぶりを高く評価する。主戦の川田がAJCCで
ブラストワンピースに騎乗、当初予定していた三浦も落馬負傷したため、騎乗依頼が回ってきたが、見事にそのチャンスを生かした。
次走は状態を見据えながらだが
フェブラリーS(2月23日・東京)を予定。
池添学師は「ああいう形になれば力は出せる。これでジョッキーと2戦2勝。次も乗ってもらうことになると思います」と引き続き松山とのコンビを示唆した。鞍上も「G1の舞台でもしっかり走ってくれると思います」と胸を張った。砂の頂点へ、堂々と突き進む。
提供:デイリースポーツ